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「売れないネットショップ」がまず、見直したい3つのポイント

2015.07.17

今では、場所を選ばなければ、無料でネットショップを作れるようになり、ネットショップを開店するだけなら、ハードルが低くなってきています。

ちょっとおしゃれなテンプレートのデザインを借りて、少しの設定事項を入力すれば、そこそこきれいな店構えのネットショップがすぐに開店します。

そして、売れない。。。といった事態に。

「いい商品なんだけど、売れなくて困っているんです。」
「購入につながるかと思って、Facebookを始めたのになかなか買ってもらえないんです。」

売れないネットショップの店長から相談を受けたとき、まず見直してもらいたい3つのポイントがあります。

それは、
1.ターゲットの設定
2.集客の導線
3.商品力
です。

1.ターゲットの設定

その商品を販売したい相手は、そもそもネットショップの先にいるのかどうか。
パソコンやスマホの画面の先に、扱っている商品を探しだして、買いたいと言ってくれる人たちなのかどうかをまず、確認してください。
ネットショップという箱を用意して、自分がよいと思っている品物をインターネットにアップすれば売れる。そんなことはまず、ありえません。

2.集客の導線

「今は、Twitter、Facebookが流行っているから、そこで告知をすれば買ってもらえるはず。」
ソーシャルネットワーク上に、人がいるから、自分の商品を買ってもらえるかというと、そう簡単にはいかないものです。そこにいる人たちは、情報収集をしたり、人との交流を求めています。TwitterやFacebookがあるから使うといった考え方から離れ、商品を求めている人に、どうやったら伝えられるかという観点で導線設計をする必要があります。

3.商品力

そして、以外と盲目的になりがちな”取り扱っている商品”についてです。売れないネットショップの店長は、自分が売りたいと思う商品にのみ目が向いてしまうことが多く、他人がお金を払ってでも欲しいと思えるモノかどうかという視点がごっそり抜け落ちているケースがあります。(もしくは、その商品の代替の機能を持つ別の商品が世の中に出回っている場合。)
わざわざ自分のお店からお金を払って買っていただくには、買っていただくだけの理由があります。

ライバルの似たような商品と比べて魅力があるのか?考え続ける必要があります。

最後に

ここまでお話させていただいた 売れないネットショップの店長は、「こうすれば、こうなる」というマニュアルを欲しがっている方に多く見受けられます。
しかし、実際にすべてマニュアル通りにうまくいくことなどほとんどありません。

いくつものトライ&エラーを繰り返し、やっと当たる、売れる鉱脈を見つけ、それを繰り返す。更に水平展開していき、売上を上げていくという過程が、「売れるネットショップ」へ近づく一歩になります。

商品を欲しいと思っている人へ、その価値を届け、買っていただく。
そのためにもまず、「誰に」「どうやって」「何を」買っていただくのかを考えてみましょう。

「ネットショップ」だからといって、パソコンの前に座っているだけで売れるわけではありません。

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