本気ファクトリー株式会社

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顧客のニーズをキーワードで考えるときに気をつけること3つ

2015.07.16

便利ツールを便利に使うためにツールに惑わされないように気をつける

キーワードプランナーやキーワードアドバイスツールを使いはじめると陥りがちな罠がひとつあります。それは、「検索数が多いかどうかだけでキーワードを判断する」という罠です。自社の商品・サービスに関連しそうでかつ検索数が多いと「これは重要なキーワードだ!」と即断しがちですが、一度冷静になってそのキーワードを眺めてみてください。そのキーワードを検索した人は「何がしたくてそのキーワードを検索したのでしょうか?」

キーワードには「したい」「知りたい」「行きたい」ワードがある

キーワードによって「何がしたくてそのキーワードを検索したのか?」という属性のようなものがあります。それが「したい」「知りたい」「行きたい」という3つくらいにおおまかに分類されます。これを踏まえてキーワードを考えないと、一生懸命対策をして上位表示に成功したとしても想定していたのと全く違うニーズの人がやってきてしまうという誰も幸せにならないという結果を産んでしまうことがあるのです。なので、自社の目的に合わせた「キーワード属性」を選んでいただきたいのです。

■キーワードにある3つの属性

1.「したい」キーワード
(例)「星座占い 無料」「手袋 通販」「美容院 新宿」
何か「したい」ことがあるときに検索されるキーワードです。この検索をしたユーザーはその先に行動を見据えているのでニーズを満たすことができれば購買や予約、問合せといった自社の商品・サービスの集客に直接効果がある可能性があります。上記の例で言えば「星座占い」や「手袋」「美容院」といったキーワードよりも検索数は少ない場合がほとんどですが、行動に結びつきやすいため対策の優先順位は高い場合が多いです。

2.「知りたい」キーワード
(例)「美容院 床屋 違い」「コンバージョンとは」「テント 作り方」
何か特定のことについて知りたいときに検索されるキーワードです。「知る」ことが目的であるため、即行動とはなりにくいですが、知って満足するだけのユーザーがいる一方、その先を実行したいユーザーがいるため、対策する価値はあります。また、有用な情報を載せておくことでSNSにてシェアされたり、他サイトからリンクされたりするなど、アクセスが増えやすいことも特長です。いかにこの「知りたい」キーワードから「したい」ユーザーを獲得できるかによって獲得できる顧客の数が大きく左右されることになります。

3.「行きたい」キーワード
(例)「FaceBook」「Twitter」「Google」
「行きたい」キーワードは別名「ブランドキーワード」とも言い、特定のサイトに行きたいときに検索されるキーワードです。ここはあまり対策する必要はなく、有用なサイトになれば自然と「自社サイトに行きたい」キーワードが増えます。自社サイトの知名度を図る一つの指標にはなるかと思います。また、競合他社のキーワードで上位表示することで他社サイトにいこうとしていたユーザーを自社サイトに誘導するという技もあります。(SEOよりはリスティング広告でよく使われる手法です。)

■キーワード属性の見分け方

キーワードに属性があると言われても、それぞれのキーワードが何属性なのかわからないという方も多いと思います。そういう際に「キーワード属性」を見分ける非常に簡単な方法があります。それは、「そのキーワードで検索してみる」という方法です。
実際にいくつか、検索してみるとわかりますが、検索サイトが「したい」キーワードだと認識しているキーワードで検索すると行動に則したサイト(通販サイトや予約サイトなど)が表示されますし、「知りたい」キーワードだと認識されているキーワードで検索すると情報サイト(ハウツーサイト)が表示されます。検索エンジンは過去の膨大な検索結果から「検索者の意図した有用な情報が表示される」ために作られていますのでその結果を見てみるのがキーワード属性を見るのに一番手っ取り早いというわけです。
ちなみに、おなじ単語でもひらがなとカタカタで違う表示になっていることも多々ありますので候補のキーワードがあったら全種類試してみることをおすすめします。(例えば、「リボン」と「りぼん」で検索してみてください)
2回連続で「市場・顧客」についての調べ方・考え方をお伝えしてきました。ほんの一部ではありますが、これだけ知っているだけでもずいぶん違いますので「顧客・市場」ついて考えるときの参考にしていただければと思います。次回は「競合」についてお伝えします。

明日も書きますので読んでくださいね。

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