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ネットマーケティングで大事な競合調査のやりかた その1

2015.07.22

前回は「競合サイトの調べ方」についてお伝えしました。どういうサイトが競合かがわかったらそのサイトがどういう状態なのかを調べたくなるものです。今回は競合サイトの調べ方についてお伝えしようと思います。今までに比べると技術的な話が少し多くなります。お付き合いいただければ幸いです。

競合サイト調査にはツールを使う

競合サイトを調べようといってサイトを開いてもただサイトを眺めているだけではあまり良い情報は得られません。キャッチが面白いなとか、デザインが気に入らないとかそういう「感想」しか出て来ないのが普通かなと思います。そこで登場するのが「分析ツール」です。本格的なものは高価なものもありますが、無料や格安で調査できるツールも普及していますのでぜひ、使ってみてください。

ざっくり競合のアクセス状況を見るならSimilarWeb

SimilarWebはサイトのURLを入れるだけで「アクセス状況の概要」を示してくれます。どういう広告を出稿しているか、どういうところからアクセスを集めているか、そういったことも教えてくれます。無料版と有料版がありますが、概要を知るには無料版でも十分役に立ちます。簡単に用語の説明をすると、
Visit:月間訪問数
→月に何回そのサイトに訪問があったかの数字です。サイトの規模を見る指標になります。
SiteOnTime:平均滞在時間
→どれだけの時間、そのサイトを閲覧していたかの平均値です。短すぎれば「訪問者に興味をもたせられなかった」ということになりますし、逆に長すぎても「訪問者探している情報を提示できず、サイト内で探しまわらせてしまっている」ということになります。長すぎても短すぎてもよくないのです。どれくらいが「長すぎるのか」はサイトの性質によりますのでいくつかの競合サイトと比べてみてください。一般にブログサイトのような読むだけのサイトは短く、ECサイトのように比較検討するサイトは長くなる傾向があります。
PageViews:訪問あたりの閲覧ページ数
→1回の訪問でどれくらいのページ数を見ているかの平均値です。滞在時間と同様に長すぎても短すぎてもよくありません。
Bounce Rate:直帰率
→(ちゃんとした定義はありますが、ざっくりお伝えすると)サイトを訪れて何もせずに帰ってしまった訪問の割合です。サイトを訪れた人が「これじゃない」と思ったということですのでこの数値が高いということは問題です。一般に50%いかが目安で30%を切ると優秀と言われています。ただし、ブログサイトの場合は高くなる傾向があるなど、サイトの属性によっても違いが有りますのであくまで競合との比較という観点は忘れることができません。

このように

字数が尽きてきたので続きは次回。競合分析のもう一つのツール「SEOちぇき」についてお伝えします。

明日も書きますので見て下さいね。

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