ネットマーケティングに取り組むメリット残りの２つ

前回はネットマーケティングのデメリットと３つあるメリットのうちの1つ(市場・競合調査が安価でできる)をお伝えしました。自分たちが置かれている状況を正しく理解することは
今回は残りのメリット2つをお伝えしようと思います。

ネットマーケティングのいいところその2～自動化できるから拡大させやすい。～

ネットマーケティングというよりはコンピュータのメリットかもしれませんが、ネットマーケティングは原則として24時間365日ずっと稼働してくれます。コンピュータは繰り返しが得意ですから、成功するパターンを見つけてしまいさえすればそれを反復させるだけで一気に拡大が可能です。いわゆるIT系の会社が成長しやすいのもこの特長が一つの大きな理由になっています。もちろんネット事業でも人間が介在しないとできないことはたくさんありますが、自動化出来る余地は実事業とは比べ物にならないくらい大きいです。例えば実事業で自動応答システムを導入した場合、人間が対応するのと比べると「おもてなし感」において大きく劣ります。（何もしないに比べれば遥かにマシですが、人間が対応するのとは比較になりません）一方、ネットマーケティングでは問合せがあった際の自動応答だけでなく、その後の定期連絡まで相手の行動に合わせて自動的に行うことが可能です。また、可能であるばかりか月数万円のコストで実現できてしまいます。実事業であれば営業人員を雇って月額何十万かかけて行うことになります。自動化には色々と制約がつきものですが、それをうまく使えたときの効果は計り知れません。

ネットマーケティングのいいところその3～そもそも拡大している市場である～

人口減少社会に突入している日本において、インターネットは数少ない拡大市場です。縮小していく市場で成功することと拡大する市場で成功することを比べたら後者の方が圧倒的に簡単です。そもそものことなので見逃されがちなことですが、一番重要なことかもしれません。基本的にネットでものを見たり、探したり、買ったりする人の数は増え続けています。人口が減っているのにもかかわらずです。以前はネットといえば若者のものというイメージがありましたがとうとう、60代ですらネット普及率は75%を超えています。「勝てる場所で勝負する」というのはマーケティングの基本でもありますが、とても重要な事だと思います。
以上が私が考えるネットマーケティングのメリットです。次回からはどんなふうに考えていくんだろう？という具体的な話をしようと思います。

明日も書きますので読んでくださいね。