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ネットマーケティングで一番最初に考える事

2015.07.13

ネットマーケティングを考える際に最初に考えるのは3C

ネットマーケティングをやろうとなった時に最初に考えるべきことは「そもそもそれは成功する可能性があるのか?」ということです。
こう言うと当たり前のことのように感じるかもしれませんが、実際にやってみると意外と見落としがちな点です。「ネット集客のためにSEOをやっていますが、なかなか上位表示できなくて、、、」とか「苦労して上位表示に成功したのですが、問合せや売上につながらなくて、、、」といった話はよく聞きます。これは「そもそもその領域でその競合と勝負するべきか?」という点について検討を行わずに実行から入ってしまったことが原因です。孫氏の有名な言葉に「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」「勝兵は先ず勝ちて而る後に戦う」という言葉があります。要は自分と周りの状況を調べて「勝てる勝負だけをする」という意味ですが、ネットマーケティングにかぎらず新しく事を起こすときはこれを徹底することが必要です。

3C分析を徹底する必要がある理由

なぜ、3C分析などの事前調査が必要なのでしょうか?実事業とネットでは「場所」が違うため、敵もお客様も違う可能性があります。実事業の場合、「営業が訪問できる範囲である」とか「その地域に特別必要な商材である」「その地域では一番安い」といった「地域」に拠った強みで事業が成り立っている場合が非常に多い一方、ネットでは基本的に競合も顧客も全国に存在するため、実事業の強みがそのままネットに持ち込めない可能性があるためです。いえ、経験上むしろその方が多いといって良いでしょう。ですから、ネットマーケティングを始める際は事業をゼロから考えなおすつもりで取り組まないと一生懸命やっているのに成果が上がらないということが往々にしてありえます。

3C分析で考えることは「顧客(市場)」「競合」「自社」の3つ

では、具体的に何を考えたら良いか?ですが、観点は3つあります。
・顧客(市場)Client
・競合Competitor
・自社Company
の3つです。一般に「3C分析」と言われているものですね。深く分析していこうとすると手法はいくらでもありますが、最初はここだけ見ていてもいいと思っています。この3つを見ると「自社の強み」「自社の弱み(=競合の強み)」が見えてきます。見えてきたら後は弱いところでの戦いを避け、強いところで戦うということだけです。ただし、実際にやってみると大抵最初の認識は間違っていることが判明しますから、やってみる前に作った分析をやりながら修正して、「本当に戦うべき場所」を見つけていくことになります。最初から大成功ということはまずありえないですし、大成功したのだとしたらもっと大きな成功がその後ろにあるはずです。次回は3Cの要素のひとつ「顧客」についてご説明しようと思います。

明日も書きますので見て下さいね。

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