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大手町で働く『美人』女子大生がインターンをして、学んだことをあげていくシリーズ その⑤

2016.09.10

こんにちは、「美人」女子大生インターンの馬場です。最近、日が落ちるのが早くなってきて、秋が来たことを実感しますね。夏休みももう終わってしまうかと思うと悲しいです。(㊟写真と本人は似ていない可能性があります。ご理解ください。)今日は『マンガでわかるWebマーケティング』の第4章『クライアントとコンサルタントのすれ違い』、第5章『Webマッケーターの幸福と憂鬱』を読んで勉強したことをまとめていきます。

<ストーリー>

Webマーケッターの瞳は他の案件も抱えているにも関わらず、一洋ホームの担当者板井は瞳に一洋ホームをずっと見てもらうことを求めてきます。休日や他のクライアントと打ち合わせをしている時もお構いなしに電話がかかってくるのです。瞳は別のクライアントとの打ち合わせに向かい、営業のプレゼンがうまくいったことに喜びますが、携帯を開くと板井から無数の着信履歴がありました。その内容は一洋ホームのメールボックスにあり得ない数のメールが届いていたのです。

まずは、知らなかった言葉についてまとめていきます。

アカウント:年間予算のこと。

ガバナンス:統治、またはそのための方法や体制のこと。

BPR(Business Process Re-engineeringの略 ):企業で既存する業務の構造を見直し、抜本的に設計しなおすこと。

第4章の『クライアントとコンサルタントのすれ違い』について書いていきます。

コンサルタントという仕事について。コンサルティング企業によって違いはありますが、多くのコンサルタントは同時に案件をいくつか抱えていることが一般的です。そのため、本編でも瞳が一葉ホームだけではなく、他のクライアントに営業に行くところや、他のクライアントと打ち合わせをしている様子が描かれています。しかし一方で、コンサルティング企業にとって大きなアカウントを預けるクライアントには、そこだけを担当する専任のチームが組まれることもあります。同時に別々のクライアント先の案件をこなすコンサルタントにはパーセンテージでそれぞれの案件に対するコミットメントが存在するそうです。ただし、どの案件にも100%の力は出していることが前提です。

コンサルタントは何をしてくれるのか。~すれ違い~コンサルタントは新しい知識、分析ノウハウ、戦略・企画立案力やファシリテーション能力をクライアント先の要望に応じて提供します。コンサルタントとクライアントの間に起こるすれ違いには2つの原因があります。一つは、目に見えない商品にコストをかけることに対する理解の低さです。従来の日本企業文化では、目に見えないものはタダだという意識が強く、お金を払うことに抵抗感がある人が多いです。そのため、会社としてコンサルティングにかける費用が出にくくなります。二つ目は、コンサルタントに依頼をすれば課題を必ず解決してくれると思い込んでいることです。欧米でよく「コンサルタントは医者だ」という表現が使われます。お医者さんは必ず病気を治せるわけではありません。患者(この場合はクライアント)の病状(課題)を聞いて、もし治せるならどんな治療法(解決策)があるかを提案します。本書では、コンサルタントを上手に使うためには抱えている課題の現状や情報を提供して、信頼関係を築くことが大事だと書かれています。

前では、本書の主人公である瞳はコンサルタントです。しかし、企業内にもWebマーケッターはいます。第5章『Webマーケッターの幸福と憂鬱』では企業内マーケッターに焦点を当てます。

企業内Webマーケッターは実はまだまだ上手く使われていないことが多いです。大手企業だとしっかり組み込まれ機能していると考えてしまいますが、現実はそうではないです。上位マネジメント層から理解を得られ、Webマーケティング業務が業務として機能し会社内で評価される会社もあります。しかし、上位マネジメント層からあまり理解を得られない、もしくは中途半端な認識をされているためWebマーケティングの担当者が非常に少ない会社もあります。そのような会社では担当者のやる気、能力やスキルに依存してしまいます。

コンサルティング、コンサルタントってよく耳にするけど、実際どんなことをするんだろう?幅広くいろんなことをしていて難しそう。アドバイス?解決策?をどうやって解決していくんだろう?どんな分野でやっているんだろう?具体的な仕事をしている姿が思いつかない。そんなことをこの単語を聞くたびに思っていました。しかし、今回のおかげでコンサルティングについて考えることを避けていたので、コンサルティングを少し知るきっかけになりました。それと同時に、コンサルタントに何となくかっこいいイメージがあったのですが、現状はまだ十分に理解されていなかったり、理解されるのが難しい職種なのだと知りました。目に見えないサービスやすぐに結果が出ないことに対して、コストをかけることは確かに不安だと思います。しかし、コンサルタントのノウハウやスキルを取り入れることによって他の同業社さんと差をつけることが出来る可能性があるのだと思いました。Webマーケッターは比較的新しい職種でこちらも理解されることが難しいです。特に、Webにあまり興味がなかったり、知らない上部の方からは理解を得ることが難しいです。『マンガでわかるWebマーケティング』を読んでいるので、Webマーケティングの大切さ、ネット市場が拡大していることがだんだん分かってきたので、これからは両方ともどんどん活用されること、需要が増えていくんだろうなと思いました。

次回は第6章『Webマーケティングとトラブル、正しい付き合い方』を読んで勉強します。

瞳

『漫画でわかるWebマーケティング』はこちらのリンクからどうぞ!

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