お久しぶりです!本気ファクトリーでインターンをしている『美人』女子大生の馬場です。(㊟人によって受けとめ方は違います。)今回も自撮りに挑戦しました。周りでは花火、BBQ、ひまわり園に旅行にと夏休みを満喫していてとても羨ましい馬場です。それでは、『マンガでわかるWebマーケティング』の第1章で勉強したことを、まとめていきます!
本編の漫画では主人公のWebマーケッター、瞳が大手住宅会社に営業にいき、ネット戦略におくコンサルティングの必要性と魅力について説明し、仕事をゲットします。そこでクライアント先の担当者と経営戦略を立てながら、Webマーケティングを使って、顧客獲得をしていく話で始まります。
<ストーリー>
クライアント先の大手住宅メーカー「一洋ホーム」はGWモデルルームキャンペーンの“成功”を目的にし、Web戦略を練っていきます。しかし、そこでクライアント先のWebマーケティング担当者板井と意見が食い違ってしまいます。板井はKPI(指標)を100万PV(Page View)にすることが目標だといいます。一方で、瞳は、PVはただの経過に過ぎず、KPIは別のことを設定するべきだと思い、抗議するが、板井に相手にしてもらえず諦めました。そのまま、GWのキャンペーンPRは開始してPVを大幅に伸ばすことに成功しました。しかし、モデルハウスの予約者数はあまり増えておらず板井は怒ってしまいます。瞳は最初から分かり切っていたことだと反論しますが、板井に痛いところを突かれ、KPIの見直しをする決意をします。
漫画を読みながら早速、KPIとは?なんでPVだけじゃダメなの?とハテナだらけになりましたが、本文を読んでいくことで解決していきました。このクライアント先のような住宅業界では、顧客が住宅という商材に興味を持ってから購入をするまでの期間がとても長い業界なのです。このような業界では、興味やコミットメント(かかわり合い)を維持することは非常に重要です。そのため、クライアントは見込み顧客に「モデルルームに来てもらうこと」を目標として設定しました。瞳の仕事はキャンペーンの実施がすでに決まっている中で、何を(what)、どのように(how)、どんなスケジュール(when)で実施するのか、をコンサルティングすることです。
Webマーケティング用語
第一章で出てきたWebマーケティング用語についてまとめます。
・PV(Page Viewの略)=ウェブサイト内で閲覧されたWebページ数のこと。算出方法は全く異なりますが、言うなればテレビの視聴率みたいなものです!Webマーケティングでは不可欠の指標。
・UU(Unique Userの略)=ユーザー数のこと。ただし、重複はカウントしません。これを出すことによって、具体的な規模感が見えてきます。
・セッション数=アクセス数とほぼ同義。延べユーザー数のこと。UUは重複するユーザーはカウントしないことに対し、セッション数は全てのユーザーをカウントします。
・一人当たりの指標:Webマーケティングでは「一人あたりのPV」や「一人あたりのセッション数」を出します。算出方法は「PV÷UU」、「セッション数÷UU」というように、それぞれの数をUUで割ります。この指標はウェブサイトの質を見ることも出来るので、マーケティング施策に有効です。
(例)一か月のPVが100PV、UUが100人のサイトA、一か月のPVが100PV、UUが10人のサイトB
PV数は同じだけどUUが10倍も違います。 両方のサイトAとサイトBで一か月間のPVを200PVにあげることが目標になった場合、アプローチの仕方が変わります。サイトAの場合はユーザーを100人増やす必要がありますが、サイトBだと10人のユーザーを増やすことが出来れば目標が達成出来ます。このように、一人あたりを算出することで、目標達成のための具体的なプロセスをイメージすることが出来るようになります。
・コンバージョン率(CVR:Conversion Rate)=購入数や申込数などの目的を表す数値を、UUまたはセッション数で割り出して算出します。
(例)あるアパレルのサイトのコンバージョン率が5%だとします。これは、ウェブサイトに100人来たら、5人が商品を購入していることになります。このサイトが売り上げを1.6倍にすることを目標にします。現在の5%を1.6倍にすると8%にアップさせることになるので、100人に対して8人が購入すると目標を達成することが出来ます。このように、コンバージョン率は分かりやすいため、「売上を上げる/効果を上げるKPI」として最も出番の多い指標となっています。
・KPI=指標。経営戦略上の目標に関連付けられた日々の業務の達成率を図る数値のこと。 この数値を意識して業務を行っていけば戦略の目標が達成されます。
Webマーケティング用語をまとめてみましたが、これらは全て「アクセス解析ツール」によって計測され、明らかにされる指標なのです。
上記した通り、最初はなぜPVだけではダメなのかと疑問に思いました。それは、PVをいくら上げたところで最終的な顧客に家を購入してもらうという結果に繋がらなかったら意味がないからです。この場合、家を購入してもらう前に見込み顧客にモデルルームに来てもらうことがGWの目標の“成功”だったのです。今回の一洋ホームで起きたことはPVだけが上がったが、モデルルームの予約者があまり変化しなかったことです。PVを上げることによって予約者数が増えるという考え方は間違っていませんが、ここで間違えたのはKPIをPVを上げることで留めてしまったことです。PVを増やしても、離脱者が増えたら意味がありません。つまり、KPIはさらに先に設定しなくてはいけなかったのです。本文を読んですごく納得しました。次回は第2章を勉強してまとめていきます!
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