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ネットマーケティングで大事な競合調査のやり方 その2

2015.07.24

前回はSimilarWebを使って簡単に競合のアクセス概要を調べる方法をお伝えしました。おおまかに敵の様子がわかるだけでも対策のたて方が見えるかと思います。詳細な調査をする場合は専門家に相談したほうがいいと思いますが、おおよその概要はご自身でも調べられた方がいいと思っています。今回はまた少しツールを使ったテクニカルな話になります。が、ネットマーケティングでは無視することの出来ない「SEO」に関係するところですので覚えておいて損はないかと思います。使うツールは「SEOちぇき」です。

競合のSEO対策状況を簡単に調べられるSEOちぇきの使い方

サイトにアクセスしてやることは調べたいURLを入れるだけです。簡単ですよね?

SEOちぇきでわかること・見るべきこと

「SEOちぇき」でまずみるべき場所は「title」「description」「keyword」「H1」「インデックス数」あたりでしょうか?この辺りが見えると大体どんなことをやろうとしているのかがわかると思います。それぞれどんなものなのかを順にご説明します。

title:そのページのタイトルです。
ここに検索で上位表示したいキーワードを入れるのがSEOの基本になっているのでそのページの意図を見ることができます。google等で検索した時に検索結果画面に太字で表示されます。キーワードの羅列になっているケースがありますが、基本的に文章として意味のあるものを入れます。キーワードの羅列になっているページがあれば「昔設定したまま最近変えてないんだな」と思って結構です。

description:そのページの説明です。google等で検索した時にtitleの下に説明文として表示されます。検索順位には関係ありませんが、ここの説明次第でクリックされるかどうかが変わってくるので大事です。ページの概要を理解するのにも役立ちます。

keyword:SEO上意味がなくなってしまったので入れていないサイトも多いですが、ここもSEOで上位に表示したいワードが記入されていることが多いです。

H1:そのページの文章の中で一番大きな見出し(Headline)です。
titleの次にSEO上、影響が強いのでここも検索上位に行かせたいワードが含まれる文章が入っている場合が多いです。対策を十分にやっていないサイトの場合、ここに画像が指定されていたり、キーワードの羅列になっている場合があります。この場合も「昔設定したまま最近変えてないんだな」と思って結構です。

インデックス数:サイトに存在するページの内、Googleに認識されているページ数です。
インデックスされないと検索結果に表示されることはありません。ざっくり言ってしまうとインデックス数が多いサイト=コンテンツが豊富なサイト=検索上位にきやすいサイトという理解をしてしまってOKです。

というように「SEOちぇき」を使うと競合サイトがどんなキーワードに対して対策をしているのか?対策をどれくらいまじめにやっているのか?が分かります。しっかりやっている様子であればこちらもそれ相応の対策が必要ですし、そうでないならこちらが基本的な対策をすればこちらが上位に行ける可能性が高そうだという見込みを立てられます。また、自分たちが想像していなかったキーワードで競合が対策している場合、非常に参考になる情報になるでしょう。

次回は今回話題にあがったSEOについて簡単にご説明したいと思います。

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